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日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 北朝鮮に関するAPEC首脳声明

[場所] ロス・カボス、メキシコ
[年月日] 2002年10月27日
[出典] 外務省
[備考] 
[全文]

 我々は、アジア・太平洋共同体に、その一員としてより大きな参画を果たすことにより、朝鮮民主主義人民共和国が経済的な利益を受ける潜在性に留意する。その見通しは朝鮮半島が核兵器のない状態となることにかかっている。我々は、核不拡散体制を引き続き支持することを改めて述べる。我々は、核兵器のない朝鮮半島が同半島及び北東アジアの平和と安定にとり重要であること、また、同地域の全ての構成員の利益にかなうことを支持する。我々は、朝鮮民主主義人民共和国に対し、核兵器計画を放棄するとのコミットメントを目に見える形で守るよう求めるとともに、この問題の平和的解決を確保するとの我々のコミットメントを再確認する。