[文書名]　APEC民間部門における緊急事態の備えに関するワークショップ　日米共同プレスステートメント

1. 日米両政府は、2011年8月1日から8月3日までの間、宮城県仙台市においてAPEC民間部門における緊急事態の備えに関するワークショップを共催し、APEC域内での災害及び緊急事態への備えを促進していくことに向けて協力していく強い決意を再確認した。同ワークショップは、2010年3月に日米両政府が発出したAPECにおける日米協力に関する共同プレスステートメントの内容を実現するための重要なステップである。

2. 我が国から高橋千秋外務副大臣が、米国からティモシー・マニング米国連邦緊急事態管理庁（FEMA）保護国家準備担当副長官が、それぞれの政府の代表として出席した。

3. 同ワークショップでは、官民双方の専門家とAPECを構成する国・地域からの代表者が一同に会し、民間部門における緊急事態への備えを改善することに焦点を当て、ビジネス、サプライチェーンの災害に対する強靱性、アジア太平洋地域における貿易・投資の円滑化に向けた幅広い取組の一環としての民間部門における事業継続計画への取組等について議論が行われ、知見や経験の共有を行った。