伝染病患者収容費寄附ニ関スル件 - データベース『世界と日本』

データベース『世界と日本』（代表：田中明彦）

日本政治・国際関係データベース

政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名]　伝染病患者収容費寄附ニ関スル件

[場所]　

[年月日]　1928年1月13日

[出典]　厚生労働省

[備考]　

[全文]　

(昭和三年一月一三日)

(衛合第五号)

(岐阜県知事あて内務省衛生局長通知)

昭和二年九月長野県西筑摩郡大桑村野尻小瀬木光枝ナル者貴管内恵那郡中津川町ニ於テ伝染病ト決定シ同町隔離病舎ニ収容セラレタル際其ノ収容費用ヲ本人ニ寄附セシメラレタル趣ニ有之候処本件ノ如キハ昭和二年一月七日衛防第三、一六〇号ヲ以テ貴県照会ニ対スル回答ノ次第モ有之伝染病予防法第二十一条第一項第三号第四号又ハ第七号ノ規定ニ依リ其ノ収容費用ハ当然中津川町ニ於テ負担スヘキ筋合ニ有之而シテ同施行規則第三十条ニ基キ食費薬価ヲ徴収スルノ外ハ本人ヨリ其ノ費用ニ付寄附ノ形式ヲ採ラシムルカ如キハ妥当ニアラサルモノト被認候条注意方可然御措置相成度

追書　略