データベース『世界と日本』(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 海外渡航者へのウエストナイル熱の感染症予防啓発等について

[場所] 
[年月日] 2005年8月10日
[出典] 厚生労働省
[備考] 
[全文] 

(平成17年8月10日)

(/健感発第0810001号/食安検発第0810001号/)

(各検疫所長あて健康局結核感染症課長・食品安全部検疫所業務管理室長通知)

(公印省略)

 米国では、特に西海岸や南部を中心とした多くの州てウエストナイル熱の患者発生件数が増加しており、平成17年8月2日現在で、100人以上が感染し、3名が死亡しているとの情報があり、また、今後、夏期休暇等で発生地域へ渡航する人が増えることが予想されます。

 こうしたことから、平成17年6月23日付け事務連絡で配布しております海外渡航者向けの普及啓発パンフレット「ウエストナイル熱を知っていますか?」を活用の上、海外渡航者及び関係機関に対するウエストナイル熱対策の注意喚起について対応願います。

 なお、ウエストナイル熱の主要発生国である米国が流行期であることから、貴管内におけるウエストナイル熱の媒介蚊対策について、来航する航空機への媒介蚊対策の指導、航空機内及び空港等における媒介蚊のサーベイランス等、一層の徹底を図るようお願いします。