[文書名] サル痘の患者の発生について
報道関係者各位
本日、都内在住で発疹等の症状を示し、サル痘への罹患が疑われた男性1名に関して検査の結果、同日、サル痘の患者と確認されたことが、東京都から報告されました(別紙:東京都プレスリリース)。
我が国では、サル痘は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)において、4類感染症に指定されており、届出義務の対象となっています。
これまで日本国内においてサル痘の発生は確認されておらず、本事例は国内1例目のサル痘患者となります。
この患者に関する情報は、以下のとおりです。
1 年代:30代
2 性別:男性
3 症状:発熱、発疹、頭痛、倦怠感
4 医療機関受診日:7月25日
5 居住自治体:東京都
6 海外渡航歴:あり(欧州)
7 その他:渡航先にて、その後サル痘と診断された者との接触歴有
患者の状態は安定している。現在、都内医療機関において入院中
厚生労働省では、自治体等に対し、サル痘に関する情報提供及び協力依頼、積極的疫学調査の取扱い等について、事務連絡を発出しているところです。
サル痘に関しましては、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、情報収集に努めてまいります。
なお、報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。
医療機関への直接のお問い合わせはお控えください。