[文書名] 韓中修交共同声明
1.大韓民国政府と中華人民共和国政府は両国国民の利益と念願に従って、1992年8月24日から相互承認し、大使級外交関係を樹立することを決定した。
2.大韓民国政府と中華人民共和国政府は国連憲章の原則と主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平和及び互恵並びに平和共存の諸原則に基づいて、両国間の恒久的な善隣友好協力関係を発展させていくことに合意する。
3.大韓民国政府は中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府であることを承認し、唯一で一つの中国があり、台湾は中国の一部であるという中国の立場を尊重する。
4.大韓民国政府と中華人民共和国政府は両国間の国交正常化が朝鮮半島の情勢の緩和と安定及びアジアの平和と安定に寄与することを確信する。
5.中華人民共和国政府は朝鮮半島が早期に平和的に統一されることが韓民族の念願であることを尊重して、朝鮮半島が韓民族によって、平和的に統一されることを支持する。
6.大韓民国政府と中華人民共和国政府は1961年の外交関係に関するウィーン協定に従い、それぞれの首都における他方の大使館の設置及びその任務遂行に必要なすべての支援を行って、またできるだけ速やかに大使を交換することを合意する。
1992年8月24日 北京
大韓民国外務部長官 李相玉(Lee Sang−ok)(署名)
中華人民共和国外交部長 錢其シン(Qian Qichen){シン:王へんに深のつくり}(署名)