[文書名] 大韓民国政府建設部と中華人民共和国政府水利部との水資源分野の協力に関する約定
大韓民国建設部と中華人民共和国水利部(以下、「当事者」)は、平等互恵原則と1992年9月30日締結された「大韓民国政府と中華人民共和国政府間の科学及び技術協力に関する協定」(以下、「科学技術協定」)に従って、河川及び水資源分野での技術交換と協力増進に対して認識を共にしつつ、次のように合意した。
第1条
当事者は、次の方法を通じて、河川及び水資源分野の技術協力を奨励、増進する。
ア.意見と情報交換のための会議
イ.研究員、技術者及び専門家の相互交流
ウ.相互関心事項に関する共同研究
エ.他の当事者間に合意される協力の形態
第2条
1.当事者は、必要な時、各々自国法令に従って科学技術協定による共同委員会期間中、または相互合意した日付に実務者級協議会を開催する。
2.会議議題は、当事者間の相互合意によって定める。
第3条
1.当事者は、技術者及び専門家の相互訪問推進に積極的に努力する。
2.各当事者は、当事者間で別に合意された場合を除いて、自国の法令に従って人的交流による各者の費用を負担する。
第4条
1.この約定は、署名した日から効力を発生し、科学技術協定第8条第2項によって5年間有効になる。
2.この約定は、一方当事者の要請によって当事者間の相互合意によって改正できる。
年 月 日 で同等に正本の韓国語、中国語及び英語で2部ずつ作成した。解釈上相違のある場合、英語本が優先する。
大韓民国建設部のために、中華人民共和国水利部のために
署名:高炳佑(Koh Byung−woo)(建設部長官)
署名:鈕茂生(Nieu Mao Saeng)(水利部長)
1993年11月27日ソウルで、1993年12月4日北京で