[文書名] 坂場COP16担当大使名の書簡
2010年12月10日
クリスティアーナ・フィゲレス
国連気候変動枠組条約事務局長
日本は、コペンハーゲン合意にしたがい、2020年の温室効果ガス排出削減目標 を履行する用意があることを確認します。
2010年1月26日付けの目標の提出は、公平かつ実効性のある、新しい一つの包括的な法的拘束力のある国際枠組みを前提としたものです。
日本政府は、2012年以降、京都議定書第二約束期間における義務を負う意思はまったくないということを明確にしたいと思います。日本がコペンハーゲン合意にしたがって提出した目標は、AWG-LCAの交渉においてのみ有効なものであり、AWG-KPでは有効なものではありません。
気候変動枠組条約第16回締約国会議担当大使
坂場三男