[文書名] インド洋・アフリカ経済圏イニシアティブ(概要)
インド洋・アフリカ経済圏イニシアティブ
◆ TICAD9において、世界経済の成長の中心となるインド洋・アフリカ経済圏にて、インド、中東諸国といったインド洋諸国と協働し、アフリカの域内統合や産業発展の貢献等に係るイニシアティブを提唱。
◆ 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のビジョンの下での取組として位置付け、アフリカ等グローバル・サウスとの関係強化や、インド洋諸国からアフリカとの貿易・投資拡大を目指す日本企業を支え、日本への還流を目指す。
1 背景・問題意識
インド洋諸国とアフリカは歴史的つながりあり。インド以西は、人口増を背景に、世界経済の成長の中心となる潜在性。インドや中東を拠点にアフリカ進出を実現する日本企業も複数存在。日本企業の関心も高まっている(2025年2月には、経産省・日経新聞主催「日インド・アフリカ官民フォーラム」開催)。
2 具体的な内容
地域間の連結性を強化し、自由で公正な経済圏の構築を目指す。そのために、我が国の有する政策ツールを戦略的かつ有機的に組み合わせ、面的に進めていく。また、G7等の同志国や国際機関との連携等を推進する。
(1)インド洋諸国との協力強化
・インド洋諸国企業と日本企業の協業によるアフリカ向けプロジェクトの推進
・インド洋諸国企業のアフリカ進出等への支援等
(2)インド洋・アフリカ経済圏の連結性の強化
・ナカラ回廊や東アフリカ北部回廊等への支援を通じたアフリカ域内外の連結性強化
・インド洋~中東~北アフリカのエネルギーやインフラ分野での第三国協力を通じた貿易
・投資関係強化・アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)実施促進への協力等
(3)共創・共業を基礎とした域内産業の発展と雇用創出
・モンバサ港やナカラ港などの輸出入拠点化の推進
・インフラ整備やロジスティックス強化と組み合わせた産業基盤とバリューチェーンの強化
・「日本アフリカ産業共創イニシアティブ」等を通じたスタートアップ等の協力拡大
・産業分野、IT分野等での人材育成等