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日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 北朝鮮のミサイル発射に関する国際海事機関(IMO)海上安全委員会回章

[場所] 
[年月日] 1998年12月21日
[出典] 外交青書42号,375−376頁.
[備考] 仮訳
[全文]

海上安全委員会(MSC)回章第893号(98年12月21日)

   航行の安全を危うくする行為に関する航行警報

1.海上安全委員会は,第70回会合(1998年12月7日一11日)において,1998年8月31日にロケットにより推進された物体が発射され,同物体が主要な通商ルートであり,かつ,重要な漁業でもある日本沿岸の水域に落下した事件に関する報告を受けた。

2.委員会は,当該水域を航行中の船舶に被害が及んだとの報告は幸いなかったことに留意しつつも,報告された当該物体の発射が航行の安全に重大な脅威を与える恐れがあったことにつき懸念を表明した。

3.従って,委員会は,各加盟国に対し次のことを要請する。

 一航行の安全を最大限に従事し,国際海運に悪影響を及ぼしうるいかなる行為も避けること,及び,

 一航行の安全を脅かすことのないように,世界的航行警報サービスに関する総会決議(A.706(17)(特に附属書1(IMO/IHO 世界的航行警報サービス指針文書)のパラグラフ4.2.1.3.13,6.6.1.5及び6.6.1.9)の中の勧告を厳格に遵守すること