[文書名] 第27回党大会ゴルバチョフ書記長演説(日本関係部分)
(資本主義、米帝国主義、その先導的役割を果している多国籍企業の活動と民族国家の利益との間の矛盾に言及の上で)
3つの現代帝国主義センターすなわち米国、西欧及び日本の相互関係には顕在的、非顕在的矛盾が満ちている。60年代末まで米国が我が物とした最も身近な競争相手に対する経済上、金融上、技術上の優位は、深刻な試練をこうむった。西欧及び日本はパトロンたるアメリカを何らかの面で圧迫することに成功した。彼らは先端技術のような伝統的な米国の覇権領域でも米国に挑戦している。