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日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とイタリア政府との間の交換公文

[場所] 
[年月日] 1973年10月26日
[出典] 外務省
[備考] 
[全文] 

原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とイタリア政府との間の交換公文


(イタリア側書簡)

 書簡をもつて啓上いたします。本官は、原子力の平和的利用の分野におけるイタリアと日本国との間の協力の強化に関して、イタリア政府の代表者と日本国政府の代表者との間で最近行なわれた討議に言及するとともに、同討議の過程において到達した次の了解を確認する光栄を有します。

 イタリア政府及び日本国政府は、それぞれの国において有効な法令に従い、イタリアの権限のある当局、企業又は研究機関と日本国の権限のある当局、企業又は研究機関との間の原子力の平和的利用の分野における協力を次の方法により発展させ、又は容易にするよう努力する。

 科学的及び技術的情報の交換

 専門家の交換

 研究者及び技術者の訓練

 原子力の平和的利用の促進に資するその他の協力

 このような協力のそれぞれの形式に関する条件は、必要な場合にはそれぞれの政府の承認を条件として、関係当事者間で取りきめられる。

 本官は、閣下が前記の了解を日本国政府に代わつて確認されれば幸いであります。

 本官は、以上を申し進めるに際し、ここに重ねて閣下に向かつて敬意を表します。

 千九百七十三年十月二十六日ローマで

 グワッツァローニ

 日本国大使 竹内春海閣下



(日本国書簡)

 書簡をもつて啓上いたします。本使は、本日付けの貴官の次の書簡を受領したことを確認する光栄を有します。



(イタリア側書簡)

 本使は、さらに、前記の了解を日本国政府に代わつて確認する光栄を有します。

 本使は、以上を申し進めるに際し、ここに重ねて貴官に向かつて敬意を表します。

 千九百七十三年十月二十六日にローマで

 日本国大使 竹内晴海

 外務省経済局長 チェヅディオ・グワッツァローニ殿