[文書名] 民主カンボディアとの外交関係回復について
1.政府は,民主カンボディア政府との間にそれぞれの在中国大使館及び在ヴィエトナム大使館を通じて,両国間の外交関係回復について交渉を行つた結果,このたび合意に達し,8月2日付をもつて外交関係を設定することとし,7月31日北京においてわが方小川大使と先方ピック・チャン臨時代理大使との間で別紙の共同コミュニケが署名された。
2.政府は今回の合意成立により,今後わが国と民主カンボディアとの間の関係が一層発展するものと期待している。
共同コミュニケ(仮訳)
日本国政府と民主カンボディア政府は,平等・独立・主権・領土保全の相互尊重及び相手国に対する内政不干渉の諸原則に基づき相互の関係を発展させることを希望して,1976年8月2日付をもつて,大使レベルで外交関係を設定することを決定した。