[文書名] 日本アセアン統合基金を通じた日本の支援を使用するカンボジア-ラオス-ベトナム「開発の三角地帯」に関する協力のための覚書
日本国外務大臣高村正彦閣下、カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣ハオ・ナムホン閣下、ラオス人民民主共和国副首相兼外務大臣トンルン・シースリット閣下及びベトナム社会主義共和国外務大臣ファム・ザー・キエム閣下は、
カンボジア-ラオス-ベトナム「開発の三角地帯」に関する協力が、CLV諸国間の多面的な関係及び相互信頼を促進するのみならず、メコン地域及びアセアンの平和、安定及び統合に寄与することを想起し、
「開発の三角地帯」を含むメコン地域の発展における日本の重要な役割
及び貢献を再確認し、
添付の「開発の三角地帯」支援案件候補リストの実施のために、裨益国と日本によって各案件の実現可能性が確認され次第、日本アセアン統合基金(JAIF)約2000万ドルを使用することを決定した。2000万ドルのうち、150万ドルはカンボジア-ラオス-ベトナム(CLV)「開発の三角地帯」道路改修フィージビリティ・スタディのために使用され、1850万ドルはリストにあるその他の案件のために使用される。
2008年1月16日に東京において英文正本4件に署名された。
日本国の代表団のために
高村正彦閣下
カンボジア王国の代表団のために
ハオ・ナムホン閣下
ラオス人民民主共和国の代表団のために
トンルン・シースリット閣下
ベトナム社会主義共和国の代表団のために
ファム・ザー・キエム閣下