[文書名] 民間航空業務の維持に関する交換書簡
本日、日本と台湾との航空関係に関し、(財)交流協会と亜東関係協会との間で標記交換書簡を交わし、以下の合意がなされましたのでお知らせいたします。
今次合意に基づき、今後日台双方の航空会社が、双方の航空当局を通じて具体的な申請手続きを開始することとなります。
(合意の概要)
1.羽田=台湾(松山)路線の開設
羽田第四滑走路供用開始(2010年10月予定)後、昼間時間帯を使用して、双方1日4便ずつ運航可能とした。
2.関西、中部路線の拡充
(1)台湾=関西、中部路線に関し、合計週28便相当から、週45便相当への拡充を行った。
(2)関西、中部以遠の路線の大幅拡大を行った。
3.沖縄=台北路線の拡充
(1)日本側航空会社の沖縄=台北=バンコク路線(沖縄貨物ハブ)
(2)台湾側航空会社の台北=沖縄路線(旅客便)
【参考】
日台航空関係
○航空協定
なし
1975年(昭和50年)7月9日(民間航空業務の維持に関する財団法人交流協会と亜東関係協会との間の取決め)
○運航状況(2009年冬期スケジュール)
計205便(週あたり)旅客183便 貨物22便
日本企業:日本航空、全日本空輸(2社)
旅客 70便 貨物15便 計 85便
台湾企業 : 中華航空、長榮航空(2社)
旅客113便 貨物 7便 計120便
○運航地点
(日本国内地点) (台湾地域地点)
日本企業 東京、大阪、名古屋 台北、高雄
沖縄 (4地点) (2地点)
台湾企業 東京、大阪、名古屋 台北、高雄
福岡、札幌、仙台、 (2地点)
小松、広島、宮崎、
那覇 (10地点)
○輸送実績
2006年度 478万人
2007年度 481万人
2008年度 448万人
※第3国を含む