データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所
機密文書研究会 東京大学・法学部・北岡伸一研究室

[文書名] 大臣発在米大使宛公電 昭和49年12月24日

[場所] 
[年月日] 1969年12月24日
[出典] 外務省,いわゆる「密約」問題に関する調査結果報告対象文書(1.1960年1月の安保条約改定時の核持込みに関する「密約」問題関連),文書1-13
[備考] いわゆる「密約」問題に関する調査結果報告の際に公開された文書。公開された文書は外務省電信案様式に手書き。漢字、ふりがなの用法、誤記と思われるものも含めてできるだけ忠実にテキスト化した。欄外の書き込みの記録は、本文の前に記載しオリジナルの記載箇所を<>内に記した。
[全文]

<欄外上>

(回覧番号  )外務省電信案(分類  )

<欄外左>

●{漢にマル}

電信課長

<欄外右>

(※印欄内は電信課記入)

(昭和四二・七・一 改正)


機密表示 極秘{極秘の左側に花押}

符号表示 暗

※第/号

※総第 1224 044-001号

※昭和49年12月24日 15時08分発

部内連絡

至急

※発電係*{*は花押}

事務次官*{*は花押}

官房長*{*は花押}

主管 アメリカ局長*{*は花押} 安全保障課長*{*は花押}

主管局課(室)名 米局長

起案 昭和49年12月22日

起案者 山下 電話番号2476

協議先 下条約局長*{*は花押} 下条約課長*{*は花押}

*在米大使{*は花押} あて 宮沢大臣発



件名 (部内連絡)

 東郷事務次官より

 17日付貴電部内連絡に関し核兵器持込み問題については総理及び大臣の御意向として従来どおりの線で対処することとなった{わが方対処策を改め得る情勢ではないを抹消あり}ので御参考まで。

委細書信。