データベース『世界と日本』(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 新型コロナウイルスの感染症の現状等についての会見

[場所] 
[年月日] 2021年2月1日
[出典] 首相官邸
[備考] 
[全文] 

(新型コロナウイルスの感染症の現状等について)

 感染者数は、減少傾向にあると、このように思ってます。しかし、しばらくは警戒が必要な状況だというふうに思ってます。緊急事態宣言そのものの取り扱いでありますけれども、明日に専門家の諮問委員会を開いていただきまして、そうしたものを受けて、決定していきたい、このように考えています。

(田野瀬文部科学副大臣の更迭及び政治の信頼回復について)

 緊急事態宣言下の中で、深夜まで会食して、また今日まで明らかにしませんでした。そうしたことを受けて、田野瀬文部科学副大臣を更迭いたしました。また、松本議員、大塚議員、田野瀬議員に対して、自民党から離党勧告があって、3人とも離党したということであります。それと同時に、国民の皆さんにこれだけの御無理をお願いしている中で、政治家自ら襟を正さなければならない、そういう意味においては、こうしたことは誠に遺憾だと思います。私から改めて国民の皆さんにお詫(わ)びを申し上げたいと思います。

(緊急事態宣言の延長について)

 冒頭申し上げましたように、感染者数は皆さんも発表で御承知のとおり減少傾向にありますけれども、まだ警戒は要するだろうと、こういうふうに思ってます。いずれにしろ、明日の専門家の皆さんの諮問委員会の決定を踏まえた上で対応していきたい、このように思います。

(総理の会食について)

 私の時は大変申し訳ない、このように思っています。

(田野瀬文部科学副大臣の処分について)

 緊急事態宣言、今出ております。そういう中で、そういう行為があった上に、今日まで明らかにしなかった、そうしたことを踏まえて判断しました。

(坂本大臣の会食について)

 そこについては、しっかりしたルールの下に行われたと、こういうふうに理解してます。

(緊急事態宣言の延長について(再))

 明日、先ほどから何回も申し上げてますけど、専門家の皆さんによる諮問委員会、ここの決定を踏まえた上で、私どもは考えたいとこういうふうに思ってます。

(前総理の答弁について)

 前総理はこの間の委員会の中で、お詫びされたのではないでしょうか。

(3名の会食を総理が把握した時期について)

 今日です。