[文書名] 東京都、京都府、沖縄県へのまん延防止等重点措置実施の決定等についての会見
(東京都、京都府、沖縄県へのまん延防止等重点措置実施の決定について)
東京都、京都府、沖縄県においては、新規感染者数が増加し、病院提供体制のひっ迫が懸念されることから、専門家に御相談させていただいた上で、まん延防止等重点措置を実施することを決定いたしました。飲食店の20時の時間短縮、罰則の適用、全ての飲食店の見回りなど集中的な対策を講じることで、緊急事態宣言に至らないように、しっかり感染防止に努めていきたいと思います。
(変異株の脅威について)
変異株といえども、基本的な感染防止対策は変わりありません。そういう中で、マスク、手洗い、3密の回避、さらに今回、不要不急の都道府県間の移動について自粛のお願いをさせていただいてます。そうした中で、警戒感を持って対応していきたいと思います。
(今後感染が拡大した場合の緊急事態宣言について)
今申し上げましたけど、緊急事態宣言に至らないように、正に今回罰則の適用のできるまん延防止等重点措置を講じたわけでありますので、徹底して警戒しながら対策を打っていきたいと思いますし、また、そうした新規感染者が増え始めた場所とか、あるいは病院提供の状況、そうしたものを踏まえて、先手先手と対策を行っていきたいと考えてます。
(埼玉県、千葉県、神奈川県などの感染が広がっている地域のまん延防止等重点措置の適用について)
まず、感染の状況、そしてまた、3県の知事と状況を相談させていただきながら、今回はまん延防止等重点措置については控えたということであります。いずれにしろ、警戒感を持って当たっていきたいと思います。
(まん延防止等重点措置適用期間の連休中の行動について)
それぞれ、まん延防止等重点措置を行った場所については、連休が入ってます。そういう中において、やはり、不要不急の移動というのは極力避けていただきたいと思います。
(まん延防止等重点措置の実効性について)
先ほど、申し上げましたけど、やはりこの措置によって徹底した見回りが、やはり大事だと思いますし、それと同時に罰則もある措置でありますので、是非御協力いただくように、そこはお願いしていきたいと思っています。
(緊急事態宣言と今回のまん延防止等重点措置との違いについて)
都道府県間の移動について、極力自粛してほしい。新たに変異株が出ましたので、そうしたこともお願いしていきたいと思っています。
(高齢者向けのワクチン接種について)
いよいよ12日から、都道府県に高齢者の皆さんに接種が始まります。地元の知事から、そうした接種を段階的に進めてほしいと言われています。そういう中で、いよいよ始めて、このワクチン接種は非常に大きな効果がありますので、一日も早く多くの皆様に接種できるように取り組んでいきたいと思います。