[文書名] 成田空港視察等についての会見
(東京オリンピック・パラリンピック関係者への水際対策の現場を視察した感想について)
オリパラ関係者の入国は明日からピークを迎えます。水際対策を徹底するということは、正に国民の命を守るための政府の役割だと思っております。その中で最前線基地の成田空港を視察させていただきました。
視察した結果、大会関係者と一般の方のレーンというのは、はっきり分かれて管理されていたり、あるいはまた、先週から人員増加して対応をしっかり行うことのできる態勢を整えたり、そうしたことの説明、現場を見てまいりました。検査をしっかり行って、陽性が出たときは即座に一般の方と隔離して対応する、そうしたこともしっかり整っていると思いました。
いずれにしろ、オリンピックの開幕までもう1週間であります。国民の命と健康を守るために、正にこの水際対策を更に徹底する、そういう意味合いもありまして、そこについて私から職員の皆さんに指示させていただきました。
(五輪で来日した関係者がバブルの外で街を出歩いたりしているという報道で、医師会が懸念しているということについて)
IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と、私、先日お会いしましたけれども、その際にもそこは強く指摘をしました。そしてまた、組織委員会としっかり連携しながらIOCとの間でしっかりやってほしいと、このように思っています。できると思っています。
(水際対策について)
これは緊張感を持って、今非常に、視察した中で鮮明にレーンが分けられたり、あるいは、緊急の場合の対応の仕方、そうしたことの説明を受け、検査場所等を私自身が視察したことについてしっかり緊張感を持って、明日から正にピークが始まりますので、対応してほしい、そういうことの内容を指示しました。
今、皆さんが御覧になったかもしれませんが、レーンとかしっかり分かれていたのではないでしょうか。あるいは、検査場においても唾液の抗原検査が、他の人と間違わないように、しっかりと番号で分けているとか、そういうことの説明を聞いてますので、そうしたことをしっかり徹底してほしい、そういう指示をしました。
(東京都で本日の新規陽性者数が1,300人を超えた現在の感染状況について)
私もその内容というのは、承知しております。いずれにしろ、東京都と連携しながら対策をしっかりやっていく、このことが大事だと思いますし、正に、切り札であるワクチン接種、そこをしっかりと対応していくことが大事だと思います。現に、65歳以上の人は第1回目が約8割、2回目が50パーセントの数字を大きく超えていますので、そういう65歳以上の方はかつては20パーセント、この陽性者が全体で出ていたんですけど、もう4パーセントぐらいになっていますから、間違いなくワクチン接種というのは非常に効果がある、このように思っていますので、しっかり行っていきたいと思います。