[文書名] まん延防止等重点措置の取扱い等についての会見
(まん延防止等重点措置の取扱い及び全国的な感染拡大への対応について)
まず、感染力の強いデルタ株によって、感染が急速に広まっております。そういう中で、各県の感染者数や病床の状況、そうしたことを総合的に判断する形で、今回はまん延防止等重点措置の対象として8つの県を指定いたしました。飲食店における酒類の提供の原則禁止、あるいはテレワーク、不要不急の外出の自粛の徹底。こうしたことと併せて、今月に入ってからも1日150万回ペースでワクチンの接種が進んでいます。こうしたことを徹底することによって、感染拡大を防いでいきたいと思っています。
また、全国への感染拡大を防ぐことが大事でありますので、全体的に、全国の拠点を中心に、今回は病床だとか感染状況を見て、対応させていただいたということであります。
(福岡県による緊急事態宣言の要請への対応及び全国的な緊急事態宣言の検討について)
今、私、申し上げましたように、例えば福岡県、今回、まん延防止等重点措置の県にさせていただきました。それはやはり、感染状況とか病床のひっ迫状況、そうしたものを総合的に判断した上で対応させていただきました。それと同時に、申し上げましたように、全国の拠点となる地域を中心に指定させていただいたということであります。
(全国的な緊急事態宣言の検討について(再))
今、私、申し上げましたように、全国の、まずは拠点と呼ばれる地域、例えば福岡県ですと、福岡が多くなると九州全体では、やはり次は熊本と、今まで何回となく緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発表していますので、そういうことから、考え方の中で、決定しておりますので、全国的に、ということは考えておりません。
(東京都の新規感染者数が過去最多となったことについて)
まず、東京で5,000件を超えた。警戒感をより強くする中で、徹底して、まずは対策を講じていく必要があると思っています。
それと同時に、必要な方が必要な医療を受けることができるように、そうした医療体制というものも、今しっかりと確保しているところであります。
(東京都内で8月に自宅療養していた感染者と見られる、少なくとも8人が死亡していたとの報道について)
報道は承知しています。今は厚労省の方で事実関係を確認中という報告であります。
(感染爆発を招いた政治責任について)
今はまず、感染拡大を徹底して防止して。今は、現にワクチンが、65歳以上の方には80パーセント接種されています。日々の感染者数というのは、かつては20パーセントから、今は3パーセントくらいになっているのではないでしょうか。一番重症化しやすいところを、まずしっかりと対策を講じている。このことは事実だと思っています。
更に150万回のペースで今も進めていますので、こうしたワクチン接種と同時に、感染防止対策、不要不急の外出の自粛、あるいはテレワーク、こうしたものの徹底、こうしたこととあいまって、ここはしっかりと対策を講じていきたいと思っています。