[文書名] 新内閣始動に際しての意気込み及び今後の外交日程等についての会見(高市早苗内閣総理大臣)
(高市内閣が本格的に始動する意気込みについて、また、ASEAN(東南アジア諸国連合)、APEC(アジア太平洋経済協力)への外遊及びトランプ大統領との首脳会談にどのような姿勢で臨むのか)
まず、先ほど申し上げましたが、今朝、北朝鮮からミサイルが発射されました。とにかく国民の皆様の生命を守るために、この危機管理というのは、この内閣にとって非常に重要な課題でございます。今までよりも一層緊張感を持ってスピーディーに対応してまいりたいと考えております。
その上で昨日、昼間に国会で首班指名を受けまして、そしてまた、夜間に、天皇陛下から御信任を賜り、日本国の内閣総理大臣に就任をいたしました。『決断と前進の内閣』、こう命名をさせていただきましたけれども、とにかくみんなでしっかりと意思決定をしたら前に進んでいく、それもスピードを上げて進んでいく、その思いで懸命に働いてまいります。全ては国家国民のために、その思いでございます。
また、早々に外交日程が始まります。まずはASEAN、そしてまた、トランプ大統領の来日も予定をされております。そしてまたAPECもございます。それらの外交日程一つ一つ、これは日本にとって非常に重要なものでございます。まずは、世界の中で、真ん中で咲き誇る日本外交、これを取り戻すために、様々な方々、特に首脳の皆様との親交も深め、信頼関係もつくり、そして、日本が何をやりたい国なのか、しっかりと発信をしてまいりたい、その思いでございます。