[文書名] 持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)における穂坂泰外務大臣政務官ステートメント
議長、ご列席の皆様、我々は、地球規模課題の深刻化など、複合的危機に直面する中、SDGsを含め、国際社会全体の持続可能性の確保に向けた取組は大きな困難に直面しています。こうした中で、SDGs達成に向け、日本として重視している点を3つ強調したいと思います。
1点目は、今、改めて「誰一人取り残さない」というSDGsの原点に立ち返り、人間の安全保障の理念の下、人間の尊厳に基づき、各国の体制や価値観の違いを超えて連帯することです。こうした共通の理念の上に、SDGs達成に向けた努力を加速し、その後の未来を切り開いていくことが重要です。
2点目は、多様なステークホルダーとの連携の必要性です。特に2030アジェンダやその後の社会のあり方に関する議論の中核である若い世代の主体的参画が重要です。日本は、国・地域・ジェンダーなどの垣根を越えて、ユース、そして様々なステークホルダーを巻き込んだ取組を進めます。
3点目は、低所得国や脆弱な国々を支えることの重要性です。日本は現在開催中の第10回太平洋・島サミット(PALM10)、来年の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)等を通じ、引き続き、アフリカや島嶼国等との協力を図っていきます。また、途上国の持続可能な成長のため、国際ルールを遵守した、透明で公正な開発金融の促進に取り組みます。開発資金ギャップを埋めるため、民間資金も活用していきます。
最後 に、日本は、来年、自発的国家レビュー(VNR)を実施し、成長と持続可能性を同時に実現すべく、我が国が推進している取組について発信する考えです。
日本は、「人間の安全保障」の理念の下、国際社会全体でのSDGsの包括的な達成に向けて、引き続き、主導的役割を果たしていきます。
ご清聴ありがとうございました。