[文書名] 第1回ASEAN+3観光大臣会合共同声明
1.2002年1月25日、第1回ASEAN+3(中国、日本及び韓国)観光大臣会合がインドネシアのジョグジャカルタで開催された。
2.世界経済の低迷と2001年9月11日の米国における悲劇による影響を受けた観光の落ち込みを考えれば、ASEAN+3による協力は誠に時宜を得たものである。
3.観光大臣は、旅行者の安全に関する情報を迅速に交換するためのメカニズムの検討のため、高級事務レベル会合/専門家会議の開催を合意した。
4.ASEAN+3諸国は観光分野において、以下の事項について協力する。
(a)旅行の容易化
(b)ASEAN+3地域における観光の促進
(c)官民の協力
(d)人材育成・調査究・ITのための合同プログラム
(e)投資の促進
短期・長期の協力のため、事務的な検討を進める。
5.今後、ASEAN+3観光大臣会合は、ASEAN観光大臣会合にあわせて開催する。
第1回ASEAN+3(日本、中国、韓国)観光大臣会合各国参加者について
日本:羽生次郎交通審議官
中国:ガン・スン国家観光局副代表
韓国:オー・ジチョル文化観光部副大臣
ブルネイ:アブドゥル・ラーマン・タイブ産業天然資源大臣
カンボジア:ベン・セレイブス観光大臣
インドネシア:イ・グデ・アルデカ文化観光大臣
ラオス:チェン・サヤヴォング商務観光副大臣
マレイシア:ハジ・シーク・ファジール文化芸術観光大臣
ミャンマー:ソー・ルイン ホテル観光大臣
フィリピン:リチャード・ゴードン観光省長官
シンガポール:レイモンド・リム貿易産業大臣
タイ:ソムサック・テプスティン首相府大臣