[文書名] 世界防災閣僚会議in東北 玄葉大臣による歓迎レセプション挨拶
皆さん,こんばんは。改めて世界各国からお越しいただいた皆様を心から歓迎いたします。
この会場(仙台国際センター)は,震災の時にどういう役割を担ったのかといいますと,実は,「災害多言語支援センター」だったのです。外国の方々が被災され,日本語がわからないという状況の中で,英,韓,中などいろいろな言葉に翻訳して支援を行った,そういう場所なのです。そういう意味で,今日と明日,この会場で「世界防災閣僚会議in東北」を開催し,前向きな提言や考え方がしっかりと出されていくことは,大変意義のあることだと思っています。
明日は,3つの分科会,一関市,石巻市,福島市で開かれる分科会に出席するため,皆さんは被災地を訪問されるかと思います。日本人,被災地の人々が真剣に復興に向かっている姿,その過去,そして現在の姿,さらに平野大臣も基調報告で述べていたように,復興の槌音をぜひ肌で感じていただければと思います。
日本も大変多様な国です。それぞれの地方に文化とか食があります。今回は東北の食文化をお楽しみいただきたいと思います。重ねて,お越しいただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。