[文書名] 令和8年「北方領土返還要求全国大会」茂木外務大臣挨拶
令和8年北方領土返還要求全国大会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
お集まりの皆様におかれましては、日頃から、北方領土問題の解決に向け、国民世論の啓発と結集に御尽力いただいており、心から感謝申し上げます。
昨年12月、北方領土隣接地域の一市四町の皆様とお会いし、北方領土問題の解決や、北方墓参を始めとする事業の早期再開について、御要望を頂きました。
北方四島に対する皆様の熱い思いを直接うかがい、改めて、諸懸案の解決に向けてしっかりと取り組んでいくとの思いを強くしたところであります。
北方領土問題は日露間最大の懸案事項であり、私自身、前回の外務大臣在任中、ラヴロフ外相と長時間にわたり交渉に当たってきました。
ロシアによるウクライナ侵略によって日露関係は今、厳しい状況にありますが、北方四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結することが日本政府の変わらぬ方針です。
引き続き、事態の打開に向けて、ロシア側と粘り強くやりとりを行っていく所存です。
また、特に、すぐれて人道的な問題である北方墓参について、ご高齢となられている元島民の皆様の切実な思いを胸に、一日も早い再開に向け、ロシア側に粘り強く働きかけてまいります。
領土問題の解決、そして平和条約の締結に向け、引き続き、御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。政府としても、国民世論の喚起、国際世論の支持、これを得るために全力で取り組んで参ります。
令和8年2月7日
外務大臣茂木敏充