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日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 「平和への道:ウクライナの子ども、拘束された民間人及び戦争捕虜の帰還に関する第2回国際会議」に際する茂木外務大臣書面メッセージ

[場所] トロント
[年月日] 2026年9月28日
[出典] 外務省
[備考] 中込正志駐カナダ大使代読
[全文] 

 アナンド・カナダ外務大臣、

 シビハ・ウクライナ外務大臣、

 アイデ・ノルウェー外務大臣、

 御出席の皆さま、

 ロシアによって強制移送されたウクライナの子ども、拘束されている民 間人及び戦争捕虜を帰還させるための取組を主導し、本日の会議を主催す るカナダ政府、ウクライナ政府及びノルウェー政府に対し敬意を表します。

 ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、 このような力による一方的な現状変更の試みは決して認められるべきで はありません。一日も早くウクライナに公正かつ永続的な平和をもたらす ことが重要です。ウクライナの将来がウクライナの意思を尊重したものと なるよう、我が国としても引き続き関係国と連携していく考えです。

 ロシアにより連れ去られた子どもを含む全てのウクライナの市民の帰 還は重要な課題です。日本は、国際社会での連携した取組に積極的に参加 し、昨年12月の国連総会におけるウクライナの子どもの帰還に関する総 会決議では共同提案国として支持しました。また、日本は、カナダ及びウ クライナが主導する「ウクライナの子どもの帰還のための国際コアリショ ン」の参加国です。

 さらに、日本としては、ウクライナの子どもが直面する課題に取り組む 関係者間の連携を後押しするため、この度、「欧州評議会ウクライナの子ど もに関する協議委員会」への支援を決定しました。

 ウクライナと共にあるとの我が国の方針に揺るぎはありません。今後も、 全てのウクライナの市民の帰還に向けて外交努力を続けてまいります。

(了)