データベース『世界と日本』(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 日米首脳夕食会 高市総理による挨拶

[場所] 
[年月日] 2026年3月19日
[出典] 外務省
[備考] 
[全文] 

 トランプ大統領、御列席の皆様、はじめに、この beautiful dinner を開催していただいたことに、心から感謝いたします。ドナルドの日本への温かい思いや友情に、改めて、ありがとうございます。

 私からは、今宵、2つのアニバーサリーに、お祝いの言葉をお伝えしたいと思います。1つ目は明日に控えるドナルドのご子息のバロンさんのお誕生日です。立派で、イケメンに成長されていることと伺っております。間違いなく御両親に似たのでしょう。ぜひ、私からの「ハッピー・バースデイ」をお伝えいただければと思います。

 そして、2つ目は、もうさっきドナルドが喋ってしまったのですが、アメリカ建国250周年を、今年、自由と民主主義の理念を世界に示してきたアメリカが、その歴史的節目迎えるということに、日本政府、日本国民を代表して、心からお慶び申し上げます。そして、8月には、250周年を祝う「インディカー・レース」が、ドナルドの発案で、ここワシントンD.C.で開催されるとききました。美しいナショナル・モールを、シボレーとホンダのエンジンが爆走します。

 また、インディカーの冠スポンサーは日本企業のNTTでありまして、まさに日米友好のシンボルです。偉大なレースの大成功をお祈りします。

 ワシントンD.C.では、日本の桜が、長年、春の訪れを知らせるとともに、日米友好の歴史を体現してきました。これもドナルドがさっき喋ってしまったのですが、今年、日本から、ワシントンD.C.に、さらに250本の桜をプレゼントし、250周年を祝います。本当は桜の花束を抱えてドナルド、Nice to see you againとやりたかったのですが、米国は検疫が厳しくていきなり花をもちこめないということに気が付きました。

 強い日本、強いアメリカ、豊かな日本、豊かなアメリカ私たちはこれらを実現するため の最強のバディだと確信しています。

 ドナルドと親交が深かった安倍晋三元総理がワシントン D.C.の地で高らかに謳われた言 葉を、誇りと自信を持って、この場で皆さんに、再びお伝えしたいと思います。

 Japan is Back 日本は、再び、世界の経済、イノベーションをリードします。そして、新しい日本は、世界の平和に、より一層大きな役割を果たしていきます。日本は、この道のりを、ドナルド と、そして、アメリカ国民の皆様と共に歩んでまいります。希望と強さを兼ね備えた日米同盟の新たな歴史の1ページを一緒に創っていこうではありませんか。Thank you.