[文書名] 日本・シンガポール外交関係樹立60周年に際する高市総理メッセージ
本日、日本とシンガポール共和国が外交関係樹立60周年を迎えたことに対し、日本国政府及び日本国民を代表して、心からお喜び申し上げるとともに、強固な二国間関係の構築に御尽力いただきましたシンガポール政府及び国民の皆様に改めて感謝申し上げます。
1966年4月26日に外交関係を樹立して以来、両国は基本的価値及び原則を共有する海洋国家として協力関係を発展させ、今日では地域及びグローバルな課題に共に取り組むパートナーになりました。経済協力においては、シンガポールは、日本にとって初めてとなる経済連携協定を締結した国であり、その後もCPTPP等を通じて、共に自由貿易を擁護・推進してきました。また、ルールに基づく自由で開かれた国際秩序を共に維持・強化する同志国として、「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向けた協力を通じて、地域の安定と繁栄に貢献してきました。
本年3月の閣下の訪日の際、我々が日・シンガポール関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げできたことは、長年にわたるこのような両国の緊密な協力関係が積み上がり、新たな時代へ発展したことを示すものです。
閣下と共に発出した共同声明では、5つの優先協力分野を特定し、今後の両国の協力関係の更なる発展に向けた指針を示すことができました。この指針の下、2036年の外交関係樹立70周年に向けて、日本とシンガポールの協力関係を更に深化させるべく閣下と協力していきたいと思います。
また、両国関係の礎は、両国国民の交流です。本年開催される様々な周年行事を機に、両国国民の交流・相互理解が深化し、「戦略的パートナーシップ」を更に進展させる強固な土台が構築されることを強く期待します。
結びに、閣下とシンガポール共和国の皆様のますますの御発展と御健勝を心から祈念し、お祝いのメッセージといたします。
令和8年4月26日
日本国内閣総理大臣 高市早苗