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日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] 第45回全国消防殉職者慰霊祭における高市早苗内閣総理大臣の追悼のことば

[場所] 
[年月日] 2026年9月10日
[出典] 首相官邸
[備考] 
[全文] 

 第45回全国消防殉職者慰霊祭に当たり、謹んで追悼のことばを申し上げます。

 このたび新たに祀(まつ)られた4名の消防業務従事者の皆様は、消火活動や訓練の場において、「地域住民の命を自分たちが守る」という崇高な決意の下、その責務を全うし、尊くも犠牲となられました。

 皆様が身をもって示されたその強い使命感と勇気に対し、衷心より敬意と感謝の意を表しますとともに、改めて哀悼の誠を捧げます。

 愛する御家族を失われた御遺族の深いお悲しみを思うと、悲痛の念に堪えません。御遺族の皆様に対し、心からお悔やみを申し上げます。

 近年、大規模な林野火災や密集した市街地での火災が各地で発生し、広域的・専門的な消防力が求められるなど、消防活動は困難の度を増しています。加えて、大雨や台風による被害が相次ぐとともに、首都直下地震や南海トラフ地震などの大規模地震の発生も懸念されています。

 このような中、先陣を切って災害の現場に駆けつけ、我が身の危険を顧みず、身を挺(てい)して活動する消防職員・消防団員に、国民は大きな信頼と期待を寄せています。

 私たちは、これまでに祀られた5,799柱の御霊の尊い犠牲に思いを致し、その御遺志にこたえるため、災害に強い、安全で安心な国づくりに力を尽くしてまいります。

 結びに、消防活動において犠牲となられた方々の御霊の安寧と、御遺族の皆様の御健勝をお祈り申し上げます。

令和8年9月10日
内閣総理大臣 高市早苗