データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[内閣名] 第78代宮沢(平成3.11.5〜5.8.9)
[国会回次] 第126回(常会)
[演説者] 宮沢喜一内閣総理大臣
[演説種別] 参議院における政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議に対する宮澤内閣総理大臣の所信表明演説
[衆議院演説年月日] 1993/4/9
[参議院演説年月日] 1993/4/9
[全文]

 ただ今のご決議に対しまして、所信を申し上げます。

 相次ぐ不祥事によって国民の政治不信がかつてないほどに深刻なものになっていることは、極めて遺憾であり、残念なことであります。これまで検察・国税当局が捜査や調査を行い、法律に従って厳正に対処してまいりましたが、今後とも真相解明のための努力を継続していくことが重要と考えております。

 同時に、真に国民の政治への信頼を回復するためには、政治倫理を確立するとともに、政治構造にまで立ち入った制度面の抜本的な改革が不可欠であります。現在、政治改革を実現するための法案が国会に提出されておりますが、国民の政治不信を払拭するためには、政治改革法案が今国会において成立し、抜本改革が成し遂げられることが必要であり、政府としても全力でこれに取り組んでまいる考えであります。