データベース『世界と日本』(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] G7女性・平和・安全保障パートナーシップ・イニシアティブ

[場所] 
[年月日] 2018年4月23日
[出典] 外務省
[備考] 仮訳
[全文]

背景

 2017年4月のイタリアのルッカにおけるG7外務大臣会合において、G7外務大臣は、「国連安全保障理事会決議第1325号及び第1820号並びに関連決議に従い、持続可能な平和及び安全を達成するために、政治、ガバナンス、治安の全ての機構のあらゆるレベルにおける女性の意味のある参画を増進させる」ことを新たに呼びかけた。

 女性・平和・安全保障アジェンダは、ジェンダー平等、女性及び女児のエンパワーメント並びに彼女らの人権の尊重が、平和の達成と維持のために極めて重要であるとの国際社会の認識に由来する。しかし、今日に至るまで、このアジェンダの効果的な実施に関する進展は遅々としている。女性・平和・安全保障パートナーシップ・イニシアティブを通じ、G7メンバーは、現場の前向きな変化を加速させるために協働する。G7メンバーは、適切に取組を調整し、女性・平和・安全保障アジェンダの実施のための国内行動計画の実施を含め、国連安全保障理事会決議第1325号及びWPS関連決議の履行を通じ、平和及び安全を築くために取り組んでいる紛争の影響を受けた「パートナー国」を対象とした支援を行う。

コミットメント

 女性・平和・安全保障パートナーシップ・イニシアティブを追求するに当たり、G7メンバーは以下のことにコミットする。

・パートナーシップを設立し、女性・平和・安全保障アジェンダのさらなる実施のため、パートナー国に対しターゲットを絞った形で支援を提供する。

・政府、地域機関、多数国間機関、議会の議員、特に女性団体を始めとする市民社会その他のステークホルダーの関与を得つつ、パートナー国において、女性・平和・安全保障の課題に関するG7の調整、支援及び関与を強化する。