データベース『世界と日本』(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] イランのイスラエルへの攻撃に関するG7首脳声明

[場所] 
[年月日] 2024年4月15日
[出典] 外務省
[備考] 仮訳
[全文] 

 我々G7首脳は、イランのイスラエルへの直接的かつ前例のない攻撃を最も強い言葉で明確に非難する。イランは何百ものドローン及びミサイルをイスラエルに向けて発射した。イスラエルは、そのパートナーの助力を得て、この攻撃を打ち負かした。

 我々は、イスラエル及びその国民に対する完全な連帯と支援を表明し、イスラエルの安全に対する我々のコミットメントを再確認する。

 イランは、その行動により、地域の不安定化に向け一層進んでおり、制御不能な地域のエスカレーションを引き起こす危険を冒している。これは避けなければならない。我々は、情勢を安定させ、更なるエスカレーションを回避するために引き続き取り組む。この精神にのっとり、我々はイラン及びその代理勢力に対し、攻撃を停止するよう求めるとともに、我々は今、そして、更なる不安定化の取組に応じて、更なる措置を講じる用意がある。

 我々はまた、即時かつ持続可能な停戦及びハマスによる人質の解放に向けて取り組み続けることによるものを含め、ガザにおける危機を終結させるための我々の協力を強化し、困窮するパレスチナの人々に対してより多くの人道支援を提供する。