[文書名] G7財務大臣声明
我々、G7財務大臣は、2025年10月1日にヴァーチャル形式で会合を行い、ロシアによるウクライナに対する継続した残酷な戦争を終結させ、ウクライナが自らを守るために行っている取組を支援するべく、ロシアへの圧力を強める共同のステップを取ることに合意した。NATO加盟国への領空侵犯、市民への攻撃の増加及びウクライナ国内の政府庁舎や外交施設への損害を含むロシアの継続的に激化する行動は受け入れられず、和平の仲介を阻害している。
IMFプログラムや特別収益前倒し融資(ERAローン)への継続的な支援を含む今日までの我々の行動は、ロシアの侵略に耐えるウクライナの努力を支え、また、我々の制裁はロシアの収入を低減してきた。我々は共に行動する必要性について一致しており、今こそ、ウクライナの強靱性を高め、ロシアのウクライナに対する戦争遂行能力を決定的に減じるべく、協調的措置を大幅に強化する時だと信じる。
我々は、ウクライナの資金ニーズに対処し、ロシアが凌ぎきれなくなることを確保するための広範な選択肢を策定中である。これらの措置には、戦争を終結させ、ウクライナの公正かつ永続的な平和を確保するための、我々の管轄下において動かせなくしているロシア国家資産の全額の価値の、協調的な方法による活用を含む。我々の取組は我々各自の法的枠組と整合的であり続ける。
我々はエネルギー、金融、軍事産業基盤、経済特区及び支援者や不当利得者のような、ロシア経済の主要な分野や支援主体に対する制限措置を課すことにより、ロシアの戦争遂行の経済的コストを増加させる大胆な行動をそれぞれ取っている。これは、ロシアの軍事侵略を維持する資金を遮断し、それらの制限措置に違反する者に対して力強い影響を与えるであろう。
我々は、今こそ、ロシアの主要な収入源である、ロシアの原油輸出への圧力を最大化する時であると合意した。我々は、ロシアのウクライナ侵略以降ロシア原油の購入を増加させ続けている者や迂回を促進している者を対象とする。
我々は、ロシアの収入を断つための取組の一環として、関税及び輸出入禁止を含め、貿易措置の重要性について合意した。我々は、炭化水素の輸入を含む我々の残されているロシアからの輸入を、段階的な停止を目的として、大幅に削減するための具体的な措置を取る。我々はまた、ロシアの戦争遂行の資金を支援する国及び主体に対し、ロシア原油を源とする精製品に関するものを含め、貿易措置やその他の制限を真剣に検討している。
これらの行動は、協調的な経済・金融措置を通してロシアに対する圧力を増加させる。我々は、我々の行動が引き続き効果的で整合的であることを確保するため、引き続き互いに及び国際的なパートナーと緊密に協力する。我々は、これらの分野における、ロシアの戦争遂行を可能にしている国々に対する重大な貿易及びその他の措置を含む我々の取組をさらに推進するために、2025年10月15日にワシントンD.C.で、来るIMF・世銀年次総会において再び集う。